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インテグラル・エジュケーション研究会 ビジョン・ロジック段階の知性〜国際バカロレアをヒントに

インテグラル・エジュケーション研究会
ビジョン・ロジック段階の知性〜国際バカロレアをヒントに
開催日
第1回:3月14日(土曜日)13:30〜16:30
第2回:4月25日(土曜日)13:30〜16:30
第3回:5月23日(土曜日)13:30〜16:30
第4回:6月13日(土曜日)13:30〜16:30
第5回:7月18日(土曜日)13:30〜16:30
※第6回以降の日程は後日告知します
はじめに
昨年2014年度の当研究会では、個人の能力や可能性を最大限に引きだすための教育理論や実践法について幅ひろく検討してきました。
し かし、これまでのように、単に個人の立身出世(「成功」や「成長」)を実現するためのものとして教育をとらえるだけでは、結局のところ、教育というものを 個人の利己的な欲求を追求するための道具に貶めてしまうことになります。そして、そのように教育を道具化することは、今日、熾烈化している個人間の経済的 な競争をますます激化させ、結果として、格差をいっそう拡大させてしまうことになりかねません。また、今日、惑星規模で安全保障環境や生態系の不安定化が 進行する中において、そのような個人としての立身出世を賭けたゲームに邁進することは、いずれは無意味化することになります。
そのような時代状況 においては、必然的に、個人の成功や成長だけではなく、わたしたちを取り巻く社会や、環境や、時代というものに対して関心を払うことのできる知性を育成す ることが、教育に求められることになります。とりわけ、次世代の教育に携わる「教育者」自身がそうした知性を己の中に涵養することは、今後、真に教育者と して指導力を発揮していくうえで必須の条件となります。
たとえば、現在、教育界で注目と期待を集めている国際バカロレアでは、下記のテーマについて深く思考することのできる知性の育成をその重要目標として掲げています。
* 私たちは誰なのか
* 私たちはどのような時代と場所にいるのか
* 私たちはどのように自分を表現するか
* 世界はどのような仕組みになっているのか
* 私たちは自分たちをどう組織しているのか
* この地球を共有するということ
このような問題に対して意識を向けることのできる知性とは、どのようなものなのでしょうか?
思想家のケン・ウィルバーが提唱しているインテグラル理論では、上記のような多様な文脈に意識を向け、統合的に世界を把握することのできる知性を Vision Logicと名付けています。
Vision Logic段階の知性を特徴づけるのは、異なる文脈間を自由に行き来できる柔軟な精神です。たとえば、今日の社会には、現状に疑問を持ち、既存の発想や価 値観を乗り越えようとする新たなこころみが至るところで生まれていますが、そうしたこころみの多くは、えてして社会のメインストリームに背を向けて、小規 模の自閉したコミュニティーの中で営まれる傾向にあります。そのために、そうした実践は、それがいかに価値あるものであっても、社会を変えるだけのインパ クトを持てないのです。
こうした状況の中で必要とされるのは、これまで社会で主流をなしてきた価値観とオルタナティヴな価値観の両方に身を置きな がら、そのどちらをも対象化できる俯瞰的な視座です。それは、自身が信奉している価値観や真実が、あくまでも特定の文脈において妥当性を持つ限定的なもの でしかないことを認識できる能力であり、また、そうした俯瞰的な枠組みをとおして多様な文脈に参入できる能力でもあります。目のまえで展開している世界を 複数のレンズをとおして多面的に観察・体験することをとおして、世界のありのままの複雑性を尊重しようとするのです。
Vision Logic段階の知性とは、こうした絶え間のない知的探求にとりくみつづけることのできる知性であるといえます。そして、そうした知性は、わたしたちの精神と行動を柔軟で自由なものにしてくれます。
2015年の研究会は、参加者がそうした精神の柔軟性を獲得するための支援をすることを意図しています。わたしたちが教育者として新しい時代を生きる人材を育成することができるために、先ずはわたしたち自身が新しい時代の知性を獲得する必要があるのです。
そ のためのエクササイズとして、2015年度の当研究会では、知性の高度な発達段階としてのVision Logicの発想法・思考法を用いて、国際バカロレアが掲げている6つの問いを探求していきます。その際の情報整理のフレームワークとして、ウィルバーの 考案した AQAL(=全象限・全段階)を活用します。また、教育に関する理論としては、主に成人の成長・発達に関する最新理論を紹介します。それらの理論は、参加 者が開催期間を通して実際に歩んでいくことになる成長の道筋を示す見取図となるはずです。
参加者の方には、この研究会での学びを通して、高次の知性の段階としてのVision Logicを是非とも自分のものにしていただきたいと思います。
Vision Logicとは
この研究会に参加することをとおして、参加者の方々には下記の能力の獲得を目ざしていただけます。
 
  • より大きな文脈に自己を位置づけて、本質的な探究にとりくむ能力
 
わ れわれのアイデンティティは重層的なものです。われわれは家族や組織の一員であると共に社会や歴史や生態系の中に位置づけられた存在でもあります。そし て、われわれはそれぞれの文脈の中で異なるアイデンティティをあたえられ生きていくことになります。しかし、現代社会では、われわれは往々にして経済人と しての自己を全うすることにエネルギーの大半を費やしてしまい、より大きな文脈に意識を向け、その中であたえられる責任を果たすことを疎かにしてしまいが ちです。Vision Logic段階の認知構造を獲得することにより、目の前の生活に没頭するあまり、気づかないうちに無視してきた本質的なテーマにたいして意識を開いていく ことができるようになります。
 
  • 多様な学問領域を受容・統合することをとおして、あらたな知を創造する能力
 
世 界には実に様々な学問領域が存在しますが、Vision Logic段階の認知構造は、そうした多様な学問領域の全てを意義あるものとして受容・統合するための枠組を提供してくれます。これは、自身の専門領域を 超えて、複数の領域の理論や実践を同時に探求することを可能とすると共に、そうした横断的な探究をとおして、われわれにあたらしい知を創造するための能力 をもたらしてくれます。
 
  • 対極性を包含するダイナミックな思考力
 
Vision Logic段階の意識は、相反・対立する価値観のいずれに対しても共感的であり、また、批判的であることができます。それは、多様なレンズをとおして世界 を観察することができるために、ある特定の主義・主張を絶対化して信奉することによる視野狭窄からわたしたちを解放してくれます。また、それは、対立性を 世界の本質として受容することをとおして、世界をそのありのままのダイナミクスの中にとらえることを可能にしてくれます。
 
  • 自己の根源的な声を発見・表現する能力
 
Vision Logic段階は「実存的段階」ともいわれます。それは、「心」と「体」を統合する段階であり、また、自己の存在の根源に息づく衝動や欲求を社会的な文脈 の中で果敢に、そして、的確に表現していく意志と叡智と活力を獲得する段階です。これは、わたしたちに自己の存在の全てを自己の真実の表現のために駆使す ることを可能としてくれます。
各会の概要と課題資料
・課題資料は「初級者向け」「中級者向け」「上級者向け」の3つのレベルに別けてあります。参加者には、その中から御自身のレベルに相応しいものを選んで、読んでいただきます。
・ ★印を付しているものは、特に強く推薦する資料です。各回のコンセプトを理解していただくうえで最良の資料として位置づけていますので、★が付いている資 料にはできるだけ目を通していただければと思います(もちろん、すべて読み切ることは難しいので、可能な範囲で構いません)
・付属参考資料は、映画や小説を中心に構成されています。これらは研究会の主題をさらに具体的に理解するためのものです。これらの中から、興味・関心にもとづいて、少なくともひとつは鑑賞するようにしてください。
AQAL - 全象限・全段階
第1回(全体概観)
・21世紀の成人教育に求められるもの=世界を統合的に眺めるということ
・発達心理学概要(constructive developmentalism)
・成人期の心理的・人格的な成長について
・成熟した知性とは何か→Vision Logicまでの発達の道筋(全段階)
・国際バカロレア(International Baccalaureate)の6つの問い
・我々のなかで盲点になっている領域は何か→四象限
参考図書
★International Baccalaureateに関する資料(初級)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/09/06/1325261_2.pdf
★鈴木 規夫『インテグラル・シンキンング』コスモス・ライブラリー(初級)
・ケン・ウィルバー『実践 インテグラル・ライフ』春秋社(初級)
・ケン・ウィルバー『万物の歴史』春秋社(中級)
・OECD教育革新センター『学習の本質:研究の活用から実践へ』(第3・5・13章 & 付録)明石書店(中級)
★カート・W・フィッシャー『成人の知的発達のダイナミクス』丹精社(上級)
 
付属参考資料
★「マトリクス」(ウォシャウスキー兄弟)(DVD)
★「もののけ姫」(宮崎 駿)(DVD)
UL - 左上象限・個人の内面・“I”
第2回 私たちは誰なのか?
・21世紀を生きるうえで、我々はどのような知性を備えているべきなのか
・自己探求と自己理解
・Vision Logicとは?
・実存的段階としてのVL
・自己実現の段階としてのVL
・心身統合の基盤としてのVL
・個的段階(personal)と超個的段階(transpersonal)の結節点としてのVL
参考図書
★鈴木 規夫『インテグラル・シンキンング』コスモス・ライブラリー(初級)
★ケン・ウィルバー『実践 インテグラル・ライフ』春秋社(初級)
★ヴィクトール・フランクル『死と愛』(第1章〜第2章第1節)みすず書房(中級)
・エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』東京創元社(中級)
★カート・W・フィッシャー『成人の知的発達のダイナミクス』丹精社(上級)
・林 道義『ユング思想の真髄』朝日新聞社(上級)
 
付属参考資料
・『ゲーム』(デヴィッド・フィンチャー)(DVD)
・『キャスト・アウェイ』(ロバート・ゼメキス)(DVD)
・『ゼロ・グラビティ』(アルフォンソ・キュアロン)(DVD)
・『切腹』(小林 正樹)(DVD)
第3回 私たちは誰なのか?
・われわれは成熟への過程でどのような試練や困難に直面することになるのか
・自己探求・自己実現の光と闇
・自己探求と自己理解
・能力開発の要諦
・師匠との関係
・自己探求をとりまく諸々の危険について
参考図書
★マルコム・グラッドウェル『天才! 成功する人々の法則』講談社(初級)
★ケン・ウィルバー『実践 インテグラル・ライフ』春秋社(初級)
・山折 哲雄『教えること 裏切られること』講談社現代新書(初級)
・櫻井 義秀『「カルト」を問い直す』中公新書ラクレ(初級)
・小泉 英明『脳は出会いで育つ』青灯社(中級)
・マリアナ・カプラン『グルと弟子の心理学』コスモス・ライブラリー(中級)
 
付属参考資料
・『ロード・オブ・ザ・リング三部作』(ピーター・ジャクソン)(DVD)
・辻 邦生『廻廊にて』新潮文庫
・辻 邦生『安土往還記』新潮文庫
UR - 右上象限・個人の外面・“It”
第4回 私たちはどのように自分を表現するか?
・自己表現の能力と方法の鍛錬
・自己を表現するとは?
・己の「声」(voice)を発見する
・美について
・美の領域を探求することの必要性
・芸術の役割
参考図書
★今道 友信『愛について』講談社(初級)
★今道 友信『美について』講談社(初級)
・ブレンダ・ウェランド『本当の自分を見つける文章術』アトリエHB(初級)
・子安 美知子『エンデと語る―作品・半生・世界観』朝日新聞社(初級)
・ミヒャエル・エンデ『ものがたりの余白』岩波現代文庫(初級)
・ルドルフ・シュタイナー『芸術の贈りもの』(シュタイナー・コレクション7)筑摩書房 (中級)
 
付属参考資料
・『秘密の花園』(アグニェシュカ・ホランド)(DVD)
・『クジラの島の少女』(ニキ・カーロ)(DVD)
・『パッション・フィッシュ』(ジョン・セイルズ)(DVD)
・『7月4日に生まれて』(オリバー・ストーン)(DVD)
第5回 私たちはどのような時代と場所にいるのか?
・自己をとりまく生存条件に関する認識
・世界を認識・把握する
・世界を読解するということ
・世界を意味づけるということ
・知識を創造するということ
・物語を構築するということ
・情報収集力(インテリジェンス・リテラシー)
参考図書
★デイビッド・ルーク & ウィリアム・トーバート「リーダーシップの七類型変革リーダーへの進化」HBR論文 http://www.dhbr.net/articles/-/755(初級)
★デイビッド・J・スノウドン & メアリー・E・ブーン「臨機応変の意思決定手法」HBR論文 http://www.dhbr.net/articles/-/495(初級)
★北岡 元『インテリジェンス入門』慶應義塾大学出版会(中級)
・小谷 賢『インテリジェンス』ちくま学芸文庫(中級)
 
付属参考資料
・『ウワサの真相』(バリー・レヴィンソン)(DVD)
・『シリアナ』(スティーヴン・ソダバーグ)(DVD)
・『JFK』(オリバー・ストーン)(DVD)
LR - 右下象限・集合の外面・“Its”
第6回 私たちはどのような時代と場所にいるのか?
・自己をとりまく生存条件に関する認識
・世界を認識・把握する
・政治論
・経済論
・貨幣論
参考図書
★藻谷 浩介『里山資本主義』角川書店(初級)
★ハーマン・デイリー『「定常経済」は可能だ!』岩波ブックレット(初級)
★河邑 厚徳『エンデの遺言』講談社+α文庫(中級)
★中野 剛志『世界を戦争に導くグローバリズム』集英社新書(中級)
・ベルナルド・リエター『マネー』ダイヤモンド社(中級)
・ハーマン・デイリー『エコロジー経済学』NTT出版(中級)
・ハーマン・デイリー『持続可能な発展の経済学』みすず書房(上級)
 
付属参考資料
・『インサイド・ジョブ』(チャールズ・ファーガソン)(DVD)
・『フロウ:水が大企業に独占される!』イレーナ・サリーナ(DVD)
・『フード・インク』ロバート・ケナー(DVD)
・『モンサントの不自然な食べもの』(マリー=モニク・ロバン)(DVD)
・『世界が食べられなくなる日』(ジャン=ポール・ジョー)(DVD)
・『スノーピアサー』(ポン・ジュノ)(DVD)
第7回 私たちはどのような時代と場所にいるのか?
・自己をとりまく生存条件に関する認識
・世界を認識・把握する
・政治論
・経済論
・貨幣論
参考図書
★堤 未果『政府は必ず嘘をつく』角川SSC新書(初級)
★江藤 淳『閉ざされた言語空間』文春文庫(初級)
★ウルリヒ・ベック『世界リスク社会論』筑摩学芸文庫(中級)
・ハンナ・アーレント『過去と未来の間』みすず書房(上級)
・ジグムント・バウマン & デイヴィッド・ライアン『私たちが、すすんで監視し、監視される、この世界について』青土社(上級)
 
付属参考資料
・ロイス・ローリー『ザ・ギバー』新評論
・小杉 英了『ターミナル・デイ』角川書店
・『ハンナ・アーレント』(マルガレーテ・フォン・トロッタ)(DVD)
・『ザ・コーポレーション』(マーク・アクバー & ジェニファー・アボット)(DVD)
LL - 左下象限・集合の内面・“We”
第8回 私たちは自分たちをどう組織しているのか
・他者との対話・協働・連帯をとおして共同体を組織していく
・「悪」に関する考察
参考図書
★堤 未果『政府は必ず嘘をつく』角川SSC新書(初級)
★安冨 歩『原発危機と「東大話法」』明石書店(初級)
★今野 晴貴『ブラック企業』文春新書(初級)
・ルドルフ・シュタイナー『シュタイナー 悪について』春秋社(中級)
・ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』岩波書店(上級)
・ロバート・J・リフトン『終末と救済の幻想』岩波書店(上級)
 
付属参考資料
・『ショック・ドクトリン』(マイケル・ウィンターボトム & マット・ホワイトクロス)(DVD)
・『アクト・オブ・キリング』(ジョシュア・オッペンハイマー)(DVD)
・『敵こそわが友』(ケヴィン・マクドナルド)(DVD)
・『スペシャリスト』(エイアル・シヴァン)(DVD)
・『ダーク・ナイト三部作』(クリストファー・ノーラン)(DVD)
第9回 私たちは自分たちをどう組織しているのか
他者との対話・協働・連帯をとおして共同体を組織していく
・組織論
・戦略論
・主体的な共同体の構築に関して(北欧の成人教育)
参考図書
★ウッディー・ウェイド『シナリオ・プランニング』英治出版(初級)
★神野 直彦『人間回復の経済学』岩波新書(初級)
・ピーター シュワルツ『シナリオ・プランニングの技法』東洋経済新報社(中級)
・ジョン・コッター『企業変革力』日経BP社(中級)
・アリー・デ・グース『企業生命力』日経BP書店(中級)
・ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー』日経BP社(中級)
・ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2』日経BP社(中級)
 
付属参考資料
・『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲 ひとみ)(DVD)
AQAL - 全象限・全段階統合 - 統合
第10回:この地球を共有するということ
・統合的実践(Integral Life Practice)
・時代の集合的な課題・問題
参考図書
★ケン・ウィルバー『実践 インテグラル・ライフ』春秋社(初級)
★鈴木 規夫『インテグラル・シンキンング』コスモス・ライブラリー(初級)
★デニス・メドウズ『成長の限界』ダイアモンド社(中級)
★ヨルゲン・ランダース『2052:今後40年のグローバル予測』日経BP社(中級)
・アラン ワイズマン『滅亡へのカウントダウン』早川書房(中級)
・OECD教育革新センター『学習の本質:研究の活用から実践へ』(第3・5・13章 & 付録)明石書店(中級)
 
付属参考資料
・『インターステラー』(クリストファー・ノーラン)(DVD)
・『ザ・ロード』(ジョン・ヒルコート)(DVD)
・『トゥモロー・ワールド』(アルフォンソ・キュアロン)(DVD)
・『100,000年後の安全』(マイケル・マドセン)(DVD)
特別セッション
上記の全10回の研究会にくわえて、ゲストを御招きしての「特別セッション」を3回程度開催します。内容が確定次第、改めて告知をいたします。どうぞ御期待ください。
課題資料に関して
2014 年度の研究会では課題図書の数を絞りましたが、今年度の研究会では、意図的に書籍や映像をとりあわせて数多くの課題図書を設定しています。これは、今年度 は、高次の発達段階(Vision Logic)の開発を目ざした成人期における教育のあり方を展望するという主題を設定しているためです。
Vision Logicとは、ひとつの認知構造の形態であり、あくまでも情報を解釈・咀嚼するための機能に過ぎません。高次の認知構造がそれに相応しい深い知識や叡智 や洞察を生みだせるためには、それを適用する素材を豊富に用意しておく必要があります。いかに優れた認知構造があっても、知識や情報が貧困であれば、それ は無用の長物となりかねないのです。
このために、今年度の研究会では、現代の生存状況を俯瞰的にとらえるために最低限必要と思われる基本的な文献 を紹介する意味も込めて、少し多めに課題資料を設定しています。ただし、参加者の方々には、開催期間中にその全てを読むのではなく、当告知内のガイダンス を参考にして、それらの中から適当なものを選んでとりくんでいただくことになります。
参加条件 18歳以上の方
開催日時 土曜日 OR 日曜日の13:3016:30

2015年3月〜2016年3月、全13回(予定)
【第1回】3/14
【第2回】4/18
【第3回】5/23
【第4回】6/13
【第5回】7/18
*第6回以降の日程は後日告知します。
会場 会場名 住所 株式会社トモノカイ
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-14-1 渋谷SSビル6階
株式会社トモノカイ セミナールーム
主催 インテグラル・ジャパン
講師 鈴木 規夫 & 後藤 友洋
参加費 各回3,000円(会場で徴収します)
年間パス - 2万5千円(第5回開催時まで購入可能)
申し込み方法 第5回までのお申し込み、及び、年間パスのご購入は以下のフォームよりお申し込みいただけます。
http://urx2.nu/gXFY
※第6回以降のお申し込みについては、日程が確定次第、追ってお知らせします。
講師プロフィール 鈴木 規夫
1972 年生まれ。California Institute of Integral Studiesで博士課程を修了(Ph.D. East/West psychology)。企業で人材育成と組織開発に携わる傍ら、インテグラル・ジャパンの代表としてケン・ウィルバーのインテグラル理論普及のための活 動を展開している。主な著書に『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)、『インテグラル理論入門』(I & II)、訳書にケン・ウィルバー著『実践 インテグラル・ライフ』(春秋社)がある。
後藤 友洋
1983年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部卒。民間教育機関にて、小学生から高校生まで、幅広い年齢層を対象に教育活動を行う。一方で、ケン・ウィルバーのインテグラル理論を活用しながら、人間の統合的な成長のあり方について、理論的な探求を続けている。
連絡先 info@integraljapan.net
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