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インテグラル・コーチング基礎講座II ビジョン・ロジック・マインド

インテグラル・コーチング基礎講座II
ビジョン・ロジック・マインド

インテグラル・コーチングは、統合的な枠組みにもとづいて、人間の能力を効果的に開発するための方法です。インテグラル・コーチングには多様な要素がふくまれますが、その重要な基盤となるのが「ビジョン・ロジック」といわれる発想法(思考法)です。今日の複雑化する世界の中でわれわれが経験することになる課題や問題を真に効果的に解決していくためには、不可欠のものとなります。
危機や困難のただなかにあるクライアントを支援するにあたって、とりわけ重要となるのは、クライアントが生まれながらに備えている知性や能力を活性化することです。ビジョン・ロジック思考は、こうした知性や能力を見極めて、それらを総合的に活用していくことを可能としてくれます。今回のワークショップでは、クライアントの生得的な能力を活性化するための基礎的な能力を習得することに焦点を絞ります。

こんな方に最適
・コーチ、セラピスト、コンサルタント、教師として、生徒やクライアントの成長を支援する活動に従事している方
・コーチ、セラピスト、コンサルタント、教師として、これまでに習得してきた技法や技術を体系的に整理したい方
・組織や家庭において、多様な年齢や性格の関係者との共同作業に従事している方
・インテグラル理論を実際の生活と仕事の現場で効果的に活用していきたい方
・インテグラル・ライフ・プラクティス(ILP)を自己成長のためだけでなく、人間関係の領域を含めたものに拡張させていきたい方

当講座への参加で習得可能なこと
・ 「四領域」を実践的に活用するための基礎的な方法
・ 「四領域」の特定領域を絶対化するときに発生する諸問題の診断法(各領域に特徴的な課題と病理の把握)
・クライアントの課題や問題を総合的に把握して、それらに対処するために必要とされる統合的な対応策を創出するための方法
・ 「対極性管理」の基礎

講座の内容
第1回:6月19日(日) - ビジョン・ロジックとは?
思想家のケン・ウィルバーによれば、ビジョン・ロジックとは、統合的な発想と斬新なビジョンにより特徴づけられる意識構造であるといいます。それは、多様な視点を共感的に把握して、それらが相い補い合う形で共存することのできる枠組みを構築することのできる意識であるというのです。しかし、具体的には、これはどのようなことを意味するのでしょうか? また、実際の実務や臨床の現場に置いては、これは具体的にどのような「型」を実践することを意味するのでしょうか? 第1回では、ビジョン・ロジック思考を実践するための基本的な方法を習得します。

第2回:7月18日(月祝) - 特定領域の絶対化
ビジョン・ロジック思考の習得を困難にする代表的な障壁は、「特定領域の絶対化」(“quadrant absolutism”)といわれるものです。これは、限定的な視点や領域を絶対化して、それを「万能薬」として課題や問題の解決に適用してしまうことを意味します。今日において、多様な方法を包括的に利用する「折衷主義」が提唱されていますが、往々にして、そうしたアプローチは、現実を構成する基本的な側面や要素に対する認識をもたないために、全体を真に網羅することができません。その意味では、真に統合的な問題解決を実現するためには、今日のわれわれの思考に浸透している「特定領域の絶対化」を的確に診断・克服する必要があります。第2回では、そのための基本的な方法を習得します。

第3回:8月21日(日) - 対極性の管理
ビジョン・ロジック思考の最大の特徴は、対極的なものを相補的なものとして関係づける、その独特の思考法にあります。「個人と集合」「内面と外面」等、対極的なものを――そこに生まれる緊張を許容しながら――対極的なものとして維持することで全体性を維持しようとするのです。こうした思考は、今日の複雑化する世界の中で様々な課題と直面しているクライアントを援助するうえで、コーチやセラピストにとり、必須のものとなります。第3回では、ビジョン・ロジック思考を特徴づけるこのダイナミックな思考法の基本を習得します。

この講座は、インテグラル理論を実際の人間関係や業務環境の中で活用していくための実践的な方法を習得するためのものです。従いまして、参加者の方々には、事前にインテグラル理論の基礎を習得していただいていることが重要となります。また、その実践的な性格上、参加者の方々には、講座で習得したいただいた知識や技法を倫理的に利用していただくことが重要となります。

■参考図書
鈴木 規夫(著)『インテグラル・シンキング:統合的思考のためのフレームワーク』コスモス・ライブラリー(2010年5月予定)
鈴木 規夫・久保 隆司・甲田 烈・青木 聡(著)『インテグラル理論入門I:ウィルバーの意識論』春秋社(2010)
鈴木 規夫・久保 隆司・甲田 烈・青木 聡(著)『インテグラル理論入門II:ウィルバーの世界論』春秋社(2010)
ケン・ウィルバー(著)鈴木 規夫(訳)『実践 インテグラル・ライフ:自己成長の設計図』春秋社(2010年)

■参加費
全3回参加
45,000円

■会場
アトリエ・イフ・シーエーティー
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢6-32-9 ローズコート自由が丘2-A
(東急東横線・大井町線 自由が丘駅徒歩5分)
アクセスマップ:http://www.color-art.jp/access.html
■時間
13:30〜17:00
■定員
12人
※定員に到達次第締め切ります。なるべく事前にお申込み下さい。
お申込はこちらから:http://integraljapan.net/index.htm

講師プロフィール
鈴木 規夫Ph. D.(インテグラル・ジャパン代表取締役)
人間の心理的発達と能力開発の領域において10年以上にわたり研究と実践に取り組んでいる。企業組織における人材育成を主要な活動としており、主に発達段階の測定、リーダーシップ・パイプラインの構築、及び、エグゼクティブ・コーチングとリーダーシップ・トレーニングを担当している。
2004年にCalifornia Institute of Integral Studies(CIIS)で博士課程を修了。専門は、東洋と西洋の心理学(East-West psychology)。日本に帰国後、アメリカの現代思想家ケン・ウィルバーのインテグラル思想の普及のための活動を展開している。 2005年より、個人の統合的成長を目的とする実践のプログラム(Integral Life Practice)、及び、組織文化の統合的変容のプログラム(Culture of Leadership Program)というインテグラル思想を基盤としたプログラムの実施に中心メンバーとして参加している。また、ケン・ウィルバーの主催するインテグラル・インスティトュート(http://www.integralinstitute.org)の創立メンバー。現在は、International Advisory Board の一員として参加している。

主催:インテグラル・ジャパン
URL:http://integraljapan.net/
連絡先:info@integraljapan.net
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